「自己肯定感」という言葉は以前からよく耳にする言葉です。
これまでの私は、「周囲の顔色をうかがってしまう」「人づき合いが苦手」「ちょっとしたことで落ち込む」「自分の意見を言えない」というところがありました。
本書によれば、これらは「他人軸」で動く人の特徴だそうです。
「自分軸」で動けていないということは、「自己肯定感」が低いと言えます。
本書を読んで気付いたことと感想を書いてみたいと思います。
まず、「自己肯定感」を構成するのは次の6つの感覚だそうです。
「自尊感情」「自己受容感」「自己効力感」
「自己信頼感」「自己決定感」「自己有用感」
私は確かに「自分には価値がない」「自分がイヤ」という感情に苦しめられたことがありました。 明らかに「自尊感情」が損なわれていたのです。
反対に、「自己肯定感」の高い人には次のような特徴があります。
「感情をコントロールできる」「楽観的でプラス思考」
「自分の可能性を信じられる」「自分も他人も大切にできる」
このように、「自分軸」で動ける人は人間関係も良好で人脈に恵まれ、成功率も上がるのだそうです。 実にうらやましいではないですか・・・
しかし、本書には思考の転換によって、「自己肯定感」は誰でも後天的に高めることが出来ると書かれています。
「自己肯定感」の高さ、低さの度合いは固定されたものではないのです。
本書には「自己肯定感」チェックから「自己肯定感」が低くなるメカニズム、「自己肯定感」を高める思考習慣などが記載されています。
私がこの本を読んで実行しようと思うことは次の3つです。
① 自分の感情をありのままにノートに書き出してみる。
書くことは「見える化」効果があり、自分自身を俯瞰出来るとのことです。
② 意識して、自分自身をほめるクセをつける。
③ 周囲のことに感謝をし、どのような状況においても物事のプラス面に目を向ける
どれもそれほど難しいことではなく、取り組めそうです。
これらのことを意識して実行していくことによって、私も「自己肯定感」を今よりも少しずつ上げていきたいと思います。