けいこの日記

読んだ本の感想などを語っています。

「さだまさしから届いた見えない贈り物」 by 松本秀男著 を読んで

 私は特に「さだまさし」さんのファンという訳ではなかったのですが、ある出版のイベントでお会いした、著者応援家の石川正樹さんに、この本をいただきました。

 

 「さだまさし」さんといえば、昔大ヒットした『関白宣言』やドラマ『北の国から』、NHKの『鶴瓶の家族に乾杯』のテーマ曲などから、歌詞が味わい深くて、優しいメロディーが印象的だなぁ…とは思っていました。

 

 

 この本は、高校の落研の9年後輩というつながりから、さださんと出会うことになり、その後はマネージャーも務めた著者の松本さんが、「さだまさし」さんとの45年以上の親交を通じて気づいたことや感じたこと等を、さださんのデビュー50周年を記念して綴ったものです。

 

 

 松本さんは、自分が高校生の時から「さだまさし」さんという人を見てきて、さださんの、『目には見えない気づかい』というものを身近で感じてきました。

 

 

 著書の中にはさださんの魅力が彼とのエピソードや会話等、素直な言葉で語られており、松本さんがどれほどさださんを信頼し、慕っているのかが伝わってきますー。

 

 

 著書を読んでいると、「さだまさし」さんという人の素晴らしさと同時に、著者の人柄や、お二人の絆というか関係性の素敵さに、心が温かくなるように感じました。

 

 

 やっぱり人生とは、『人とのつながり』なのかな…と改めて感じ、私もこれからの後半生では、『目に見えないもの』を大切にしていきたいと思いました。

 

 

 読みやすい本ですが、内容はとても深いのかな…と思います。

是非、読んでいただきたいです。