私はこの春に転職をしたのですが、その職場で仕事を教わる女性からパワハラを受けて苦しんできました。
そんな時、この本を読んでみました。
感想をシェアしますので、もしあなたが誰かに攻撃されていたら、参考にしてみて下さい。
本書には、人間には「闘争」か「逃避」かという生理的な反応があり、「脅威!」と感じると「攻撃」してしまうのだと書かれています。
それは、こちらから見れば「脅威!」と感じられないようなたいしたことがない場合でも、相手にとっては「脅威!」であるかもしれないということです。
私が本書を読んで気付いたことは、「攻撃」してくる人は「困っている人」だということです。
「攻撃」されると、人は普通傷つきますし、自分のどこがいけないのだろう…と自分を責めてしまったりさえします。
しかし、本書では、攻撃してくる人のことを「困っている人」だとして、こちらは「被害者役」を引き受けないことが大切だと述べているのです。
私の職場の女性も「攻撃」が基本スタイルの人で、そういう人は簡単には変わらないですよね。 しかし、本書を読んで、これまでの自分の考えが変わりました。
私は「被害者」ではない。 私を「攻撃」していた人こそ、かわいそうな人なのだと。
そうこうしているうちに、その女性からの「攻撃」はなくなってきたように思います。
もし、あなたが誰かに「攻撃」されているとしたら、その人はあなたの何かに「脅威」を感じ、困っている人なのだということを念頭に置いて接してみて下さい。 そうすることで、自分自身も苦しみから解放され、状況もやがて改善するのではないでしょうか。