けいこの日記

読んだ本の感想などを語っています。

『毎日を楽しめる人の考え方』を読んで

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 以前の私は気分転換がとても苦手で落ち込み易く、1度落ち込んだら長い間それをひきずってしまっていました。 そしてメンタル疾患を患ってしまうまでになりました。

しかし樺沢先生を知ってからのこの1年は、先生が良いとおっしゃっていることは積極的に行うようにしてきました。

この度、『毎日を楽しめる人の考え方』を読み、改めて自分がリラックス出来る娯楽を生活に取り入れられるようになり、気分転換やストレス解消が上手くなったことに気付きました。

今回はそんな私のリラックス術について、述べてみたいと思います。

 

 以前はお風呂が嫌いとまでは言えなくても、しばしば面倒だと感じていました。真に入浴を楽しめていなかったのですね。

しかし最近は発砲タイプの入浴剤を入れて、良い香りに包まれながら湯船にゆっくり浸かるのが至福の時間となっています。 睡眠の質も良くなったように感じます。

樺沢先生が本書でリラックス系娯楽の1位に入浴を挙げておられますが、その通りだと実感しています。 

 

 2つ目のリラックス術はマッサージです。 

私は緊張し易いためか大変肩がこり易く、ひどくなると眠れなくなる程でした。

マッサージは1回1時間3000円程しますので、以前はもったいないと思い、極力我慢をしていました。

しかし最近では、自分がしんどくなる前に行ってほぐしてもらうことで、体調がとても良く保たれるようになりました。 マッサージは「触覚」を刺激され、とてもリラックス出来ますし、リフレッシュも出来、また頑張ろう!という気力が湧いてくるのです。

心身を健康に保つための投資は必要ですね。

 

 そして最後であり、かつ私にとって最高のリラックス術は、ペットとの触れ合いです。

私は独身で一人暮らしです。 気楽な反面、とても孤独な気分になってしまうことがありました。 本書でも“「孤独」は喫煙(1日15本)に匹敵するほど健康に悪い” と書かれています。

 

 そこで昨年の6月、私は桜文鳥をお迎えすることにしました。

生き物を飼うことに慣れていなかったので、試行錯誤でしたが、毎日この文鳥と触れ合うことで、私は大変癒されていることに気付きました。

どんなに疲れていても、この小さな命と触れ合うとホッとして、穏やかな時間がしみじみと有難く、幸せだと感じるようになったのです。

この文鳥のお陰で、何か大きなハッピーな出来事が起こらなくても、平穏な1日を過ごせることの幸せに気付けたのかもしれません。

本書にもペットとの交流は、最強のリラックス物質であり、癒しの物質でもある「オキシトシン」が分泌されると書かれていますが、本当にその通りだと毎日実感しています。

私にこのような大切な癒しを与えてくれる文鳥を最後まで大切にしたいと思っています。

 

 他にもこの1年、「朝散歩」や「3行ポジティブ日記」などにも取り組み、「今を楽しむ」「今日を楽しむ」ということが出来てきつつあるように思います。

本書の中で私が一番好きな一節は、「人生は楽しむためにある」です。

毎日しんどいこと、辛いこと等、いろんなことがありますが、本書を読むと毎日自分の力で「楽しい」「嬉しい」「面白い」を作り出すことが出来るのだと気付くことが出来ます。

これからも、しっかり休息をとり、遊びでリフレッシュし、毎日を楽しみながら仕事もバリバリ頑張れるようになりたいと思います。