けいこの日記

読んだ本の感想などを語っています。

『3か月で自然に痩せていく仕組み』野上浩一郎著を読んで

 以前にも本書を読んでの感想文を書いたのですが、まだダイエットをする前でしたので、今回はダイエットを2週間ほどしてみての感想を書きたいと思います。

 

 私は40代後半から太り出し、昨年はウォーキングやスポーツ施設入会など、色々試みましたが、少しも痩せなくなってしまい、困っていました。

そして

(少しくらい太っていても、健康で御飯が美味しく食べられているから、まぁいいか...)とすっかり諦めモードになっていました。

そんな時、野上浩一郎さんの『3か月で自然に痩せていく仕組み』が出版されたのです。

渡りに船という感じで、早速購入し、新年からダイエットを始めてみました。

 

 このダイエットは3日間はON日ということで、食べる時間を8時間以内に収め、16時間の「食べない時間」を確保する必要があります。

また、最凶に太りやすい「NG30品」も控えなければいけません。 更に、毎日体重や食べた物を記録する必要があります。

しかし、3日間頑張ったら、その翌日はお休みということで、1食好きな物を好きな時に食べて良いというルールがあります。

ダイエットというと、ストイックに我慢をし続けなければ達成出来ないイメージがあったので、このように「抜け道」のある仕組みは画期的でした。

 

 年が明けて2週間ほどやってみた結果として、まず、体重や食事を記録することにより、自分の状態を客観的に把握出来るようになってきました。 自分が今何kgで、何を食べたのか。 また、今後何を食べたら良いのか等、食生活を見直すことにつながりました。

そして3日間、16時間の「食べない」時間を確保することにより空腹を感じ、次の食事がとてもおいしく感じられるようになりました。

食事が出来る8時間には、食べられることの有難みを感じ、感謝の念が湧き上がってくることも大きな収穫だと思います。 これまでいかに空腹を知らず、食べ続けていたのかを思い知らされることとなりました。

 

 著者の野上さんは、ダイエットで最も大切なことは、意志の力に頼らずに正しい努力を継続出来る仕組みを作ることだとおっしゃっています。

3日頑張って、1日休む。 少しづつ前に進んでいくことが結局は成功への近道であるという野上さんの考えにとても共感が出来ますし、この仕組みを3か月継続出来て、ダイエットに成功したら、自分自身にとっても大きな自信になるだろうと思います。

今のところ2週間で1kg程痩せましたので、3か月後どうなるかが楽しみです。

今後も無理なく継続していきたいと思います。

#しぜやせ  #3勤1休ダイエット

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『3か月で自然に痩せていく仕組み』野上浩一郎著を読んで

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    私は現在53歳。 6年程前から着実に太りだし、気付けば悲しいことに10kg近く太っていました。

私は食べることが大好きな上に、運動は苦手。 それでも以前は太ってはいなかったのに、この年になり、ちょっとやそっとでは全く痩せなくなってしまったのです。

 

 2021年に入り、さすがにこれ以上は太りたくないと思い、毎日体重計に乗り、ウォーキングを始めてみました。 しかし、それでも殆ど痩せることはなく、これでもかと秋頃、某スポーツ施設に入会して筋トレを始めてみました。

 

 2021年も終わろうとしている今、殆ど効果はなかったのですー。

 

 (この年になると代謝も落ちてくるし、まぁちょっと太っていても、ご飯がおいしく食べられて健康であればいいか......)と自分に言い聞かせ始めていた時、本書は出版されました。 まさに渡りに船ですー。

 

 私の尊敬するグルメの樺沢先生も3カ月で5.6kgも痩せられたとのこと。 心が躍ります。

 

 本書のダイエットのルールは、3日間(ON日)は「食べる時間」は8時間以内で、NG30品だけを避けるーとあり、1日(OFF日)は1食好きな物を自由に食べて良く、時間制限もありません。 又、「食べたもの」と「体重」をOFF日も含めて3か月間毎日記録する必要があるとのことです。

 

 これなら私にも出来そうな気がします。 著者の野上さんは、ダイエットの常識と思われる「努力」「我慢」「意志力」は不要で、それに代わる「仕組み」や「抜け道」があるとおっしゃっているのです。

 

 又、NG30品の中には私がよく食べるカレーライス、丼物、ハンバーガー、パスタなどがあり、改めて食生活を見直す機会となりました。

 

 12月の初めに、樺沢先生主催のオンラインサロンで、予防医学の専門家の先生が、ミトコンドリアを鍛えるために間欠的ファスティング(16~18時間)が良いとおっしゃっていましたが、本書のダイエットはその通り16時間のファスティングであることに加え、その間でも水分やスムージープロテインなどは摂っても良いということなので、続け易いなと感じました。

 

 自力では何をしても痩せなかった私ですが、2022年、改めて本書の仕組みを利用してダイエットに挑戦する意欲がふつふつと湧き上がってきました。

来年の春には更に健康な身体を手に入れて、最高のパフォーマンスを発揮出来ている自分であれば良いなと思います。

 

 

『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』中野信子著を読んで

 著書はメディアにもよく出ている脳科学者の中野信子さんが書いた本です。 彼女は東大大学院で医学博士号を取得した後、フランス原子力庁にポスドク(博士課程修了の研究者)として勤務した際、世界中のたくさんの頭のいい人を見てきたそうです。

中野信子さん程の頭のいい人が感じた世界の「頭のいい人」に興味がわき、本書を読んでみました。 その中で印象に残った3例を挙げてみたいと思います。

 

 1例目は、「周りにいる人たちを虜にする」人です。

フランス系ユダヤ人のAさんという女性はとても褒め上手だったそうです。 相手の話をよく聞いて相手をしっかりと観察し、その素晴らしいところを心を込めて褒めてあげるそうです。 人間は誰でも「理解されたい」と思うものです。 彼女はこうして相手の「自尊心」をうまくくすぐっていたのです。 この時、表面的な部分を適当に褒めるのはNGだそうです。

私は口に出して褒めるのはなんだか気恥ずかしくてあまり出来ずにいましたが、褒められて嫌な気分になる人はいないですよね。 相手の良いところを見つけて積極的に褒めてあげられるような人になりたいなと思いました。

 

 2例目は、「ライバルを見つける」人です。

私は人をライバル視するのは苦手です。 極力競いたくないと思って生きてきました。

アルジェリア出身の女性研究者Fさんは、ライバルを見つけるのが得意で、ライバルの良いところをとことん吸収するのだそうです。 

これまで、他人との比較は良くないと思ってきた私ですが、中野さんは、

「何を比較し、それをどのように捉えて今後どうするか」が重要で、他人との比較も、本当は大事だと述べられています。

頭のいい人は、積極的にライバルを見つけて、自分を磨いていくのだなということに気付きました。 私も少しずつそのような思考を身につけられたらと思います。

 

 最後は「楽観主義者である」人です。

こちらもアルジェリア出身のFさんですが、「楽観主義」であり、「やればできる」と自分の力を信じているのだそうです。 これは「自分に特別な力がある」と思い込むことではなく、「誰にでも、できることをきちんとやれば、絶対に結果が出る」と信じるということだそうです。 彼女は才能ではなく、自分の努力を信じているのです。

そして同時に、他の人にも「やればできる」力があることを信じているので、仲間の成長を辛抱強く待つことも心がけているそうです。 私はこういう考え方が素晴らしいなと思いました。 こういう人は精神状態も安定しているのだそうです。

私もこういう楽観主義を身につけられるように努力したいと思いました。

 

 著者は、逆境も自分の味方にして、したたかに生き抜いていくのが「世界で通用する、本当に賢い人の要件」であり、時に日本人には、それが足りていないのではと提起されています。 今回、世界基準の頭のいい人たちを垣間見て、私もまだまだ自分自身を磨いていかなければいけないなと感じました。

 

 

 

『超雑談力』五百田達成著を読んで

    私はこれまで「話す」ことに苦手意識があったので、「話す」ことについての書籍を4冊程読んできました。

今回は最も関心のある「雑談」について書かれた本を読んでみました。

3つの気付きとTO DOについて、記してみます。

 

 1つ目は、雑談は「気持ちのやりとり」だということです。

著書には、雑談におもしろい話や結論は要らず、ただ続きさえすればいい、とあります。 私は真面目な性格で、今まで雑談をするにも構えてしまっていましたが、お互いの気持ちを大切にすれば、細かいことは気にしなくて良いのだと分かり、肩の荷が下りた気がしました。 これからはリラックスしてのぞみたいと思います。

 

 2つ目は「会話の主導権は相手にゆだねる」ということです。 

これまで読んだ本と同様に、相手に気持ちよく話させることが大切だと書かれています。 以前の私は、自分が上手く話せるようにということばかり気にしていましたが、これからは、相手が話しやすい空気を作れることを心がけたいと思います。

 

 3つ目は、「とにかく肯定する」「とにかく共感する」ということです。

ここでも真面目な性格が災いして、とにかく何か気の利いたことを言わなければいけないような気がしていたのですが、アドバイスすることも良くないのだそうです。

気をつけようと思います。

 

 本書は、最初にチェックシートがあるのですが、私の診断結果は、

❝素人❞、❝凡人❞、❝達人❞、❝超人❞のうちの❝凡人❞でしたー(笑)

本書を読んで、雑談への苦手意識が和らぎ、どんどん試してみようという気になりました。 ❝超人❞までは無理でも❝達人❞を目指して、これからも雑談にチャレンジしていこうと思います。

 

 

『ムダにならない勉強法』樺沢紫苑先生著を読んで

    私は大学では英文学を専攻し、学生時代に1ヶ月のアメリカホームステイも経験しましたが、日本語でも口ベタであることから、さらに英会話は苦手でした。

 

 社会人になっても、やはり英語を使えるようになりたいと学校へ通ったり、英語を使う仕事をしてみたりしたのですが、長くは続きませんでした。

 

 そして内向的な性格の自分が英語を学んでも仕方がないと思うようになり、英語を封印してしまったのですー

 

 しかし、どんなに挫折しても、私の英語への憧れは消えてしまうことはなく、Twitterで英語を勉強している人達のツイートに刺激を受け、また勉強を再開することにしました。

 

 まずは久しぶりに、TOEICを受験してみることにしました。 早速TOEICの問題集を買い、コツコツと取り組みましたが、もう6年もの間、英語には全く触れていなかったので、結果はひどいものでした。

かなりのショックで、その後勉強する気力を喪失してしまった程でしたー

 

 『ムダにならない勉強法』を読んで、3つの気付きとTO DOを記したいと思います。

 

 まず1つ目は、とにかく続ける。 途中であきらめない、ということです。 本書には、成功するまで続ければ必ず結果が出る、とあります。

私もとにかく英語の勉強は一生をかけてやるくらいのつもりで続けていこうと思います。

 

 2つ目は、勉強を開始する前にターゲットを明確に思い描くことが大切で、「とりあえず勉強法」は時間とお金をムダにすると書かれています。

私は最初はTOEICで目標の点数を取得すること、そして次は英検準1級を目標に勉強することにします。

 

 最後の3つ目は、勉強は10年後の自分のための貯金だということです。

言い換えれば、今の自分は10年前の自分への投資の結果なのですが、お恥ずかしながら、現在の私ははっきり言って❝しょぼい❞のです。

10年後にはもっと英語を使いこなして、英語で話せるお友達がいることを夢見て、これからまたコツコツと頑張っていきたいと思います。

『人は話し方が9割』永松茂久著を読んで

f:id:kebokoro:20211124070113j:plain 私は元々口ベタであったことから、今とても話し方に興味があり、これまでに話し方の本を2冊ほど読んでいました。 本書は「2021年1番売れている」会話の本ということで気になり、読んでみることにしました。

この本を読んでの3つの気付きと3つのTO DOについて、書いてみようと思います。

 

 まず1つ目は、話し方において1番大切なことは「聞くことである」ということ。

 

 2つ目は、人は自分のことをわかってくれる人を好きになるということ。

 

 3つ目は、自分の話しやすい人とだけ話すということです。

 

 1つ目の「聞くこと」の大切さは、以前に読んだ本にも書かれており、(やっぱりか...)という感じでした。 会話においては、相手を理解することからすべてが始まるのです。 私も以前は「話す」ことにばかり気を取られていましたが、今では相手の話をよく聞き、笑顔で共感することの大切さが良く分かるようになりました。

今後も「聞くこと」を大切にしていこうと思います。

 

 2つ目については、本書には「人は誰でも自分をわかってほしい生き物」であると述べられており、相手の人に、いかに自分が関心を寄せているかを伝えることが大切だとあります。 確かにそうだなと思います。 私も相手のことをよく観察して、相手が求めているのは何かを真剣に探すことを心掛けたいと思います。

 

 そして、私が1番印象に残ったのは3つ目です。 

話しやすい人との時間を増やしていくことで会話力を磨き、会話の難しい人との距離を無理に詰めなくていいというのです。

確かに話しやすい人との会話は安心できて、心地良いものです。 長くおしゃべりしていても、あっという間に時間が過ぎてしまう気がします。 

私は今後、一緒にいてリラックスできる人、自分を否定しない人達との環境に出来るだけ身を置くようにしようと思います。

 

 これまでの話し方の本と共通していると思ったのは、話し方は「心のあり方によって決まる」ということです。 

私もこれから「心を磨く」ことを心掛け、周囲の人との人間関係を大切にしていこうと思います。

『自己肯定感にいいこと超大全』トキオ・ナレッジ編 を読んで

f:id:kebokoro:20211117185214j:plain  「自己肯定感」という言葉は以前からよく耳にする言葉です。

これまでの私は、「周囲の顔色をうかがってしまう」「人づき合いが苦手」「ちょっとしたことで落ち込む」「自分の意見を言えない」というところがありました。

本書によれば、これらは「他人軸」で動く人の特徴だそうです。

自分軸」で動けていないということは、「自己肯定感」が低いと言えます。

本書を読んで気付いたことと感想を書いてみたいと思います。

 

 まず、「自己肯定感」を構成するのは次の6つの感覚だそうです。

自尊感情」「自己受容感」「自己効力感

自己信頼感」「自己決定感」「自己有用感

私は確かに「自分には価値がない」「自分がイヤ」という感情に苦しめられたことがありました。 明らかに「自尊感情」が損なわれていたのです。

 

 反対に、「自己肯定感」の高い人には次のような特徴があります。

感情をコントロールできる」「楽観的でプラス思考

自分の可能性を信じられる」「自分も他人も大切にできる

このように、「自分軸」で動ける人は人間関係も良好で人脈に恵まれ、成功率も上がるのだそうです。 実にうらやましいではないですか・・・

 

 しかし、本書には思考の転換によって、「自己肯定感」は誰でも後天的に高めることが出来ると書かれています。

自己肯定感」の高さ、低さの度合いは固定されたものではないのです。

 

 本書には「自己肯定感」チェックから「自己肯定感」が低くなるメカニズム、「自己肯定感」を高める思考習慣などが記載されています。

私がこの本を読んで実行しようと思うことは次の3つです。

 

 ① 自分の感情をありのままにノートに書き出してみる。

 書くことは「見える化」効果があり、自分自身を俯瞰出来るとのことです。

 

 ② 意識して、自分自身をほめるクセをつける。

 

 ③ 周囲のことに感謝をし、どのような状況においても物事のプラス面に目を向ける

 

 どれもそれほど難しいことではなく、取り組めそうです。

これらのことを意識して実行していくことによって、私も「自己肯定感」を今よりも少しずつ上げていきたいと思います。